https://wired.jp/article/nobel-prize-in-physics-2024-geoffrey-hinton/
ジェフリー・ヒントンがノーベル物理学賞に選ばれたことの重み
2024年のノーベル物理学賞に、人工ニューラルネットワークの概念を確立して深層学習の発展に貢献したジョン・ホップフィールドとジェフリー・ヒントンが選ばれた。なかでも“AIのゴッドファーザー”とも呼ばれるヒントンはAIの危険性について積極的に警鐘を鳴らしており、今回の受賞には大きな重みがある。
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今年のノーベル賞は、化学賞が「AIでたんぱく質の構造予測に成功した研究者」に、物理学賞は「AIの機械学習の基礎に関わった研究者」に、ということで、AIの年という感じでしたね。
その中でも気になったのが、「AIのゴッドファーザー」と呼ばれているジェフリー・ヒントン名誉教授の記事です。
ものすごいスピードで進むAIの開発について警鐘を鳴らしています。
「おそらく今後20年以内に、わたしたちは自分たちよりも“知的なもの”を開発することになるでしょう。そのような状況に、わたしたちは到達したことがありません。それがどうなるのか、まったくわかりません」
研究をやめろということではなく、AIが人から制御権を奪うことがないように取り組まないといけない、という話ですね。
ちなみに、「ケンタウルスAI」という言葉があるのですが、これはチェスのゲームで、人間だけ・AIだけ・人間+AIで競うと、人間+AIが一番強かった、という話から生まれています。
本当に、AIと共生可能な社会を創れるのか…専門家の人に聞いてみたい(Toget-HERで企画しようかな…)