今年のノーベル賞は、化学賞が「AIでたんぱく質の構造予測に成功した研究者」に、物理学賞は「AIの機械学習の基礎に関わった研究者」に、ということで、AIの年という感じでしたね。

その中でも気になったのが、「AIのゴッドファーザー」と呼ばれているジェフリー・ヒントン名誉教授の記事です。
ものすごいスピードで進むAIの開発について警鐘を鳴らしています。

「おそらく今後20年以内に、わたしたちは自分たちよりも“知的なもの”を開発することになるでしょう。そのような状況に、わたしたちは到達したことがありません。それがどうなるのか、まったくわかりません」


研究をやめろということではなく、AIが人から制御権を奪うことがないように取り組まないといけない、という話ですね。

ちなみに、「ケンタウルスAI」という言葉があるのですが、これはチェスのゲームで、人間だけ・AIだけ・人間+AIで競うと、人間+AIが一番強かった、という話から生まれています。
本当に、AIと共生可能な社会を創れるのか…専門家の人に聞いてみたい(Toget-HERで企画しようかな…)